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よくあるご質問

Qどんな人が訪問診療を受けられますか?
一人で通院することが困難な方が対象です。例えば足腰が弱くなり歩行困難な方、認知症でご自身での判断や受診が難しい方など通院に付き添いが必要な方が対象となります。
Qどのくらいのペースで訪問してくれますか?
基本は月2回、おおむね2週間に1回の訪問診療となります。
病状が安定しない方や癌の末期状態の方であれば、毎週・毎日でも訪問可能です。
Q体調が悪い時にはどうしたらよいですか?
すぐに医師への直通電話にてご相談ください。24時間365日対応しております。医師が直接電話にて症状をお聞きし、すぐに対応いたします。運転中や他の方と話し中の場合などはすぐに電話に出られないことがありますが、その場合は5~10分以内にこちらから 改めてご連絡させて頂きます。
Q急に退院が決まった場合でもすぐに見てもらえますか?
可能です。状況により当日介入します。患者様の状態は待ってくれません。
Q独り暮らしの方でも最期まで自宅で見てもらえますか?
可能です。地域のケアマネジャー、訪問看護、訪問介護などと連携して対応いたします。
Q病院への通院を継続しながら在宅でも見てもらえますか?
可能です。専門性の高い病気をお持ちの方、抗がん剤治療中の方などは病院の医師と連携しながら診療にあたらせていただきます。
Q医療的処置が多い方でも見てもらえますか?
可能です。以下のような処置も在宅で実施しています。(点滴対応・高カロリー輸液・麻薬持続点滴・褥瘡処置・胃管・胃瘻対応・酸素・人工呼吸器など)
Qお薬は届けてもらえますか?
訪問薬剤師がいる複数の薬局と連携しています。薬の配達、説明だけではなく、飲みやすい薬への変更、薬の効果、副作用出現、緊急処方対応など医師と薬剤師が連携して治療にあたっています。複数の医療機関から出されているお薬をまとめて処方することも出来ますので、年齢や状態に応じた減薬調整が可能です。
Qまだ在宅診療にするか決まっていないのですが相談だけでも受けてもらえますか?
対応いたします。まずはお問い合わせください。
Q紹介状がないとみてもらえませんか?
円滑に診療を開始するには、紹介状(診療情報提供書)が必要です。
ただし、かかりつけ医がどこもない、主治医不在などの場合にはご相談ください。
Q費用はどれくらいかかりますか?
厚生労働省が定めた診療報酬に基づき、日本全国一律の訪問診療料を算定させていただいております。一部(診断書等)を除いて全て保険適応となりますのでご安心ください。
後期高齢者1割負担の場合、毎月約3,000円~14,000円となります。
保険の種類や収入に応じて異なる場合がございますので、お問い合わせください。
Q費用の支払いはどのようになりますか?
基本的には銀行などの指定口座からの振替とさせていただいております。
月末締めとなっておりますので、翌月15日に請求書発送、毎月22日に指定の口座から振替させていただいております。領収書は翌々月の請求書と同時発送となっております。
Q輸血に対応していますか?
骨髄異形成症候群(MDS)、急性白血病、再生不良性貧血、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫など血液疾患の患者さん、消化管出血の疾患の方等が対象です。在宅輸血は輸血中の観察が不十分になる可能性があり、以下の通り輸血の適応を考慮し施行致します。

・医療機関への通院が困難で、当院で定期診療を行っている
・輸血以外の方法で状態を改善させる治療法がない
・現在かかっている病院から承諾を受け、診療情報提供書をいただける
・一般的な輸血の説明を受け、十分に理解している
・在宅での輸血は、時に生命にかかわる重篤な変化をきたすことを理解され当院書式の同意書にサインを頂いている
・輸血に伴う状態変化時、紹介元等の病院が必ず受け入れてくれると約束されている
・今回輸血が必要となった疾患・状態に対する輸血歴があり、重篤な副作用がなかったことが確認されている
・自宅での輸血開始から終了後、翌日まで患者さんのそばで状況を観察できる付添い人がいる
・訪問看護ステーションとの連携がとれる
・輸血を行うための血管が確保できる
・輸血する頻度が月に1~2回程度である
Q家族や知人が引きこもりなので、訪問診療してもらえますか?
ご家族もしくは行政からの問い合わせは多いですが、単純に可能・不可能と線引きする事が難しいです。よくあるご相談では本人が訪問診療にそもそも同意されていないケースが多く、この場合は非常に難しいです。ご本人の話を聞くためには予めご本人の同意がある程度必要で、ご本人の同意なしで治療者と十分な信頼関係が結ばれる事は困難です。また自宅や自室はご本人にとっての安全領域です。安全領域に他者が踏み込む事でご本人の心理的安全が脅かされる可能性もあります。訪問診療でプライマリ・ケアを行う事で外来受診動機を削ぐ、もしくは退行を惹起するケースも経験があります。適切なカウンセリングや認知行動療法のお時間を取る事、各種心理検査の施行が難しいため、適切な心理アプローチを要すると判断した場合は各関係機関のワーカーさんとの関わりを通じて治療意欲の形成を行っていただきたいと思います。「引きこもり」は一つの病態ではなく種々のトラウマや家族関係の実像である可能性も多く、即時訪問診療の導入に至る事は難しいため、当院としては各関係機関のワーカーさんと相談を通じて関わり方や考え方を共有していきたいと考えております。