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訪問診療とは

訪問診療の目的は病気の治療だけではありません

訪問診療とは、通院が困難な患者様やご自宅での療養を希望される患者様に対して医師が医療計画書を作成し定期的に訪問して診察を行うものです。具合が悪くなったときだけ医師が診察に伺うものではありません。
当院では、24時間365日緊急往診体制をとっており、万が一の際も医師が対応いたします。転倒や寝たきりの対策、肺炎や褥瘡などの予防、栄養状態の管理などを通じて予測されるリスクを医療介護チームで共有し、入院が必要な状態を未然に防ぐことも重要な役割です。また、複数医療機関で処方された内服薬を患者様のADLや嚥下機能・覚醒度に合わせて用法整理・減薬していく事が求められます。
自宅や介護施設で人生の最期を過ごしたいと思う方、最期まで今の場所で過ごすことが出来るのか不安に感じられている方、緩和ケア病棟への入院を希望される方に対し入院するまでの間など、ご家庭のニーズに合わせて訪問することも可能です。

地域の医療介護事業所・後方支援病院と
積極的に関わっています

在宅医療においては、病気の治療よりも、療養環境の整備が先決です。どんな治療も、患者さんが安心して療養できる環境がなければ、治療効果は期待できません。
当院は「介護チームと連携する医療機関」として、ご家族や介護者・施設運営者の方々との積極的な協力関係を通じ、よりよい療養環境づくりに参加させていただきたいと考えています。在宅で安心して療養を続けるためには、万が一の際に入院や検査を受け入れてくれる病院の協力が必要です。当院では、地域ごと、患者さんごとに入院医療機関と連携し、緊急時のバックアップ体制を確保しています。
また、人生の最終段階に対応できる介護職・看護職を増やしたいという思いから、地域学習会・院内茶話会を開催しております。是非ともご参加下さい。

地域で育つ子ども達の
在宅療養をサポートします

医療的ケア児はこの10年で約2倍に増加しました。(18951人:H29年)
重度心身障害のほか、動けるし話せるけれど日常的に医療的ケア(気管切開・経管栄養・人工呼吸器など)が必要な子どもに対し未就学期・学童期の在宅療養支援に力を入れています。小児期の各種定期予防接種に対応します。